RAWLENSがアパレルブランドさんのために制作したチャトチャック市場買い付け動画が、なんと25万回再生を達成しました!内容はタイで古着を仕入れてメルカリで売ったらいくら儲かるの?という、体当り系ドキュメンタリー動画です。
エンターテイメント系のYoutube動画の平均は9800回くらいだそうで、普通の動画の25倍くらい再生されてる「人気動画」になりました。
3万円タイで買い付けして、いくら儲かるかやってみた編 https://t.co/8BlOvIuMQq @YouTubeさんから
タイでアパレル仕入れてメルカリ転売的なお話
シンプルにおもろい— 安西先生…遊んで暮らしたいです… (@handgasitaidesu) 2018年5月10日
で今回、なぜそんな結果が出たのか、「人気動画の作り方」と題して検証してみたいと思います。
人気出そうなキャッチーな企画を考えよう
もうほとんどこれで決まるんじゃないかってぐらい、人気動画はテーマ設定が大切です。たとえ映画用の1000万円する高級カメラで撮影しても内容が面白くないと見向きもされません。
なので、タイトルだけで「え、なにそれ見たいー」と思わせるインパクトのある企画を考える必要があります。
今回、RAWLENSは「タイで3万円分の雑貨を買い付けてメルカリで売ったらいくら儲かるのか?」という企画を考えました。
理由は、メルカリで物を売るユーザーが増えてきたのと、”タイの雑貨は安い“という潜在的なイメージがあり、”それを日本で売ったらいくら儲かるのか?”というタイトルは訴求力があるに違ぇねぇ!と思ったからです。(実際そうだった)
そもそもクライアントであるアパレルブランド「情熱バンコクファクトリー」さんの要望は「タイの買い付けに興味のある会社さんを集客したい」ということだったので、このニーズにも合致する内容です。
企画が面白いとネットの掲示板で話題になったりする
キャッチーな企画を作るもう一つの理由は、ネットの掲示板やYahooなどで紹介されることがあるからです。今回の買い付け動画も掲示板で紹介され、一気に再生回数が伸びました。
人気動画に共通するテーマ3つ
- エンターテイメント系動画→Youtuberがよくやる体当たり系の”やってみた動画”。Hikaru氏の「当たりはなかった?祭りくじで悪事を働く一部始終をban覚悟で完全公開します」などが有名。
- お金に絡む動画→身も蓋もないけど、みんな興味があるので再生回数伸びやすい。今回制作した買い付け動画もこのカテゴリ。そのほか、タイ在住日本人Youtuberのでいぜろバンコクさんが公開した「タイ現地採用の給料っていくらなの?【給料明細公開】」も好事例ですね。
- ハウツー&レビュー系動画→ソフトや機材の使い方、料理の作り方、エクササイズなど。記事じゃなくて動画だから理解できるんだよね〜ってカテゴリは需要があるので人気動画になりやすい。
撮影方法について
お仕事で作る動画は別ですが、人気動画を作るのに特別な撮影スキルは必要ないです。 ただ、見にくい動画は途中で見る気が失せてしまうので、手ぶれに気をつけましょう。対策は手ブレ補正付きのカメラか、三脚を使って撮ればOKです。
音声について
映像と同じくらい大切なのが音声です。屋外で撮影していると騒音が入ってきて肝心の声が聞こえなかったりする場合があるので、指向性マイク(特定の方向の音を集中して録れるマイク)やピンマイク
を使うと良いです。
字幕(テロップ)は必須
ここが差別化できるポイントなのですが、面倒でも字幕は入れた方がいいです。
字幕が入ると情報量が増えて最後まで見れる動画になりやすいので。大事なポイントだけでいいので字幕つけましょう。(字幕のつけ方が分からないという方は弊社にご連絡ください。)
なぜ最後まで見てもらう必要があるのかというと、Youtubeを運営するGoogleは「何分まで動画が見られたか」を一個一個チェックしているからです。
動画開始5秒で止められた動画と、最後まで見られた動画では後者の方が評価され、Youtubeの中で上位に表示されます。
BGMも必須。Youtube公式のフリー音源を使おう
音楽や効果音もあったほうがいいです。BGMがあると動画の雰囲気がガラッと変わり、間が持ちます。
さらに、トークが面白い部分であえて音楽を止めるとかなり「それっぽく」なります。音の抜き差しが大事です。
BGMはYoutubeが提供しているフリーの楽曲があるので、買う必要はないと思います。
ついでに、私が作曲している楽曲があるのですが、ここにアップされている曲は「作曲:Aktz」とクレジットをどこかに入れてもらえれば自由に使っていただいて結構です。音源が欲しい方はtwitterでご連絡ください。
動画制作に使える機材まとめ
機材はコンパクトで高画質に撮れるカメラがおすすめです。今回の買い付け動画で弊社が使ったのはソニーのα6500というカメラです。画が綺麗で4Kもスローも撮れて、オートフォーカスが早くてそして軽い、マジで名機。また、iPhone 8や iPhone Xをお持ちの方は、それで撮っても全然OKです。なぜなら最新のスマートフォンのカメラってかなりレベルが高くて、ぱっと見ではデジタル一眼カメラと見劣りしないぐらいか、下手したらそれ以上に画質が良いです。全編iPhoneで撮影された映画もあるくらい。(さらに、スマホで撮影できるとアプリで編集できるので、パッと撮ってパッと公開したい方は良いカメラより良いスマホを買うことをおすすめします。)
以上、Youtubeでの人気動画の作り方のまとめでした。もっと本格的な動画を作りたい!動画制作について分からないことがある!という方はぜひRAWLENSにご相談ください。